HSRPについて
こんにちは!chocoです。
夏が終わりかけて、気温差が激しい今日この頃ですが、体調を崩されていませんか?体調管理には充分に気をつけましょう(=゚ω゚)ノ
というわけで、今日はHSRPについてまとめたいと思います。
HSRP(Hot Standby Routing Protocol)とは、デフォルトゲートウェイの冗長化プロトコルです。つまり、ゲートウェイを複数作ることによって、1つのルータがダウンしてしまったとしても、他のルータが自動的にデフォルトゲートウェイとして機能するということです。これにより、輻輳が発生した場合でも別のネットワークに動的に切り替わることができるので、障害が発生しにくくなるという利点があります。
詳しく説明しますと、冗長化させたい複数のデフォルトゲートウェイに「IPアドレス」と「MACアドレス」を共有させています。しかしこれでは、どちらがその共有のアドレスで応答すれば判断できないため、プライオリティを設定し、Helloパケットを交換し合いどのルータが応答するのかを判断しています。
このHelloパケットは継続して交換し合っているため、アクティブになっているルータがダウンした場合、そのHelloパケットが交換できなくなるため、スタンバイのルータはそれを検知して、スタンバイからアクティブに切り替わり冗長します。
機能はほぼHSRPを同様です。
この二つのデフォルトゲートウェイ冗長化プロトコルは1つ欠点があります。それは、“リソースを無駄にしていること”です。
このプロトコルはホストのMACアドレスによって、どのルータが応答するかを判断しています。ホストが初めに送信するARPリクエストにたいして、どのルータが応答するのかを判断し、応答するルータのMACアドレスを応答することで実現します。つまり、配下にあるL3以上の機器が1つである場合にはこの役割を果たすことができません。
概要だけを説明しましたが、詳しくは別の日に改めてw(いつになるかわからないけどwww
以上chocoでした(´∀`)