読書とノート
年間に80冊ペースで本を読んでいる私ですが、以前は本をただ読んでいるだけで、自分のもの身になっていないと感じていました。そこで本の読み方「読書」について学びました。
私の読むジャンルですが、自己啓発、思想、社会問題、IT、詩集、小説など結構幅広く読んでいます。ジャンルによって読み方が変わってきますが、私が実践している基本的な読み方を紹介します。
まずはじめに、読むと決めた本を目の前にしたら、カバーを外します。
カバーはあくまで販売促進や本を傷つけないようにするためのものです。本を読む時には邪魔です。この少しの煩わしさが本を読む楽しさを半減させているように私は思います。
その次に、「目次」を読みます。
目次を読んで本の大体の流れを掴んでおきます。本の流れがわかっていれば、本をスムーズに読むことができ、速読につながり理解も早まります。
そして本文を読む直前に「おわりに」を読みます。おわりにを最初に読むことに違和感があるかもしれませんが、先に読むことで著者がこの本で伝えたいことがわかり、本を読んでいる時に理解が深まります。
そして、ようやく本文を読み始めます。
私は一度読んだだけでは内容を詳しく理解できません。なので、1冊の本を3度読みます。複数回読むことによって、記憶に定着するとも言われています。
また、私は教科書や参考書と同じく、本も「よごす」ものだと思っているので、本文を読む時には以下のことをしながら読んでいます。
1度目:本の内容を一通り読み、気になった・重要だと思うページの上端を折る
2度目:上端が折られているページをもう一度読み、やはり気になったりしたページは、下端を折ります。
3度目:最後は下端が折られているページを読み、重要だとおもう文章や気になる言葉に赤鉛筆で線を引きます。
こうして3度読んだ本の中で赤えんぴつで線を引いた箇所はノートに書き取り、自分なりのコメントを残すようにしてます。
本を3度読み、自分なりのコメントを残すことで、本の内容を自分のもの、つまり"血肉化"していくことができるのです。
以上、chocoでした。